関東平野の北部に位置する埼玉県は、総人口が120万人の大都市です。おもに県庁所在地であるさいたま市で多くの人口が集中をしており、大学や病院・大型商業施設などが数多く点在をしています。2021年現在で65歳以上の高齢者数は総人口の約45パーセントを占めており、この影響から高齢福祉サービスが充実をしているのも特徴です。埼玉県では全国屈指の数で高齢者専用の賃貸マンションも点在をしているのがポイントです。
ここで簡単に、埼玉県における高齢者賃貸マンションの特徴と、家賃価格の相場を見ていくことにしましょう。まず特徴としては、さいたま市内であれば20階建て以上の高層スタイルで、夫婦で暮らせるほか子供などと同居を想定した3LDKが主流です。そしてオートロック式となっており、セキュリティ面が高いのもポイントです。飯能市や狭山市、または越谷市などの郊外に目を向けると、賃貸マンションでありつつアパートのスタイルをとっているものが多い傾向です。
一人暮らし向けの高齢者アパートという位置づけで、1DKや2DKのお部屋が多い傾向になります。家賃に立ってはマンションなら毎月8万円で、光熱費は別途必要です。アパートだと毎月4万円前後で、なかには光熱費込みの物件もあります。なお、埼玉県では70歳以上のひとり暮らしであれば、福祉協議会を通して優先的に公団に入居をすることも可能です。
その際は家賃も大幅に減額となるのが特徴です。
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